風呂なし物件

NHKの「おはよう日本」で、いま!注目風呂なしの都会生活というのを特集していました。近くに銭湯がある風呂なし物件(アパートなど)は、家賃を安いのでその分で豊かな都会暮らしができるそうです。

風呂なし物件見学ツアー「TOKYOSENTO」を紹介していました。このツアーの東京の風呂なし物件のアパートの家賃が42000円。お安い!しかも最寄りの銭湯がすごくきれい!ジャグジーもついていました。

銭湯代を払っても安そう。風呂なし物件もいいかなって借りる学生さんが増えるような気がします。

TOKYOSENTOでは安く住めて銭湯に通う人が増えて街に暮らす循環ができるのが最終目標だそうです。NHKの高瀬耕造アナ「学生の時、銭湯生活してましたよ。でもお風呂ほしかったです」って風呂なし物件を紹介してるんだけど(笑)

 

東京にいるうちの娘の学生用アパートの家賃は78000円。忙しいし水道代・ガス代を節約していてシャワーだけの日が多いようです。お風呂につかるように仕送りを+しましたが他に使ってそう(笑)

お風呂の掃除って大変じゃないですか?カビが生えちゃうし。銭湯だったらお風呂掃除から解放されるなあって思いました。

昭和の社宅の銭湯の思い出

わたしは、小学5年生まで銭湯を利用していました。当時「この木なんの木」♪の日立製作所の社宅に住んでいました。古い木造住宅です。8畳と6畳の二部屋。お庭もありました。お風呂がついていなかったので、社宅の人のために会社が作ってくれた銭湯に通っていました。

社宅の銭湯、懐かしいです。銭湯券が入った小さめの長方形のプラスチックのケースを持って家族で歩いて行きました。フルーツ牛乳は売っていたのかな?銭湯で飲んだ記憶がない…でもフルーツ牛乳が美味しかった記憶はあるんだけど…

銭湯の帰り道の星空がきれいでした。「あれが北斗七星。あれが三つ星、そしてオリオン座だよ」って母が教えてくれました。わたしはその頃から今もず~っとオリオン座が大好きです。

帰り道に屋台のらーめん屋さんがありました。たま~にですが、ラーメンを食べました。昔ながらの昭和のしょうゆラーメン。今まで食べたラーメンの中で1番美味しいラーメンです。とても穏やかで上品な優しい屋台のラーメン屋さんのおじさんでした。

昭和の社宅の銭湯に通ったことは楽しい家族の思い出です。ちょっと口うるさくて怖いおばちゃんに怒られたこともありますが(笑)

日製(ニッセイ)

わたしの住んでいる地域(茨城県日立市、ひたちなか市)では、日立製作所のことをニッセイ(日製)と言います。この日製って通じないことがあります。

茨城弁大辞典によると、日製日立製作所の略称。所員を「日製さん」とも言う。茨城県の日立方面限定の言葉で、南部ではニッセイと言えば日本生命のことを指す。どうりで通じないはず(笑)

わたしは、日製水戸病院(今のひたちなか総合病院)で生まれました。通院する時は、社宅から無料の専用マイクロバスで送迎もしてくれました。

治療代は父のお給料からの天引きだったのでお金がない時は助かったと母が言っていました。補助もあったかも。

日立製作所は、福利厚生やいろいろな面が充実していて、わたしは本当にお世話になったなあと感謝しています。子供の頃は当然だと思っていたけど。自営業の主人を結婚して会社のありがたみを感じています。

最後までお読みいただきありがとうございます(*^^*)