あま~いスイーツを食べるとしあわせいっぱい。きっと幸せホルモンが出ているのですね。
ふだんの生活の中でしあわせを感じる時に脳から分泌される幸せホルモンが注目されています。
幸せホルモンって
「幸せホルモン」とは、脳内ホルモンの神経伝達物質の「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」のことです。
幸せホルモンが分泌されるとやる気が出たり、ストレスが軽減されたり、気持ちが落ち着きます。
幸せホルモンの作用
・頭をスッキリ覚せい。シャキッとさせる。
・心を落ち着かせる。ポジティブにする。
・自立神経のバランスを整える。
・姿勢を良くして顔つきもハツラツにする。
・痛みをおさえる。
・セロトニン:安心のホルモン。心のバランスを整え平常心を保ちます。昼間に出たセロトニンから睡眠ホルモンのメラトニンが作られます。質の良い睡眠を取るのにセラトニンが関わっています。
・オキシトシン:愛情のホルモン。セロトニンと同く心を落ち着かせます。親しい人やペットとのスキンシップなどで分泌されます。温かく幸せな気持ちになると言われています。
愛猫にフミフミしてもらったりなでたり話しかけたりしている時ってとてもしあわせでいやされて心が安定しました。更年期障害もほとんどなかったのは愛猫からもらえたオキシトシンのおかげもあったのだと思います。
・ドーパミン:快感のホルモン。うれしい、良いことが起きると分泌され快感を感じます。意欲、やる気が出てハツラツとします。
幸せホルモンの出し方
幸せホルモンはちょっとした心がけで増やせるのでハッピーライフゲットしてみませんか?
・幸せホルモンを作るために必要なものを摂る。
セロトニンの原料は体内で合成することができません。原料となる栄養素の「トリプトファン」と合成するのに必要な「タンパク質」「ビタミンB6」をいっしょに摂りましょう。
トリプトファンは肉・魚・牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品・納豆、お豆腐などの大豆製品、バナナなどに含まれています。
ビタミンB6は鮭、さば、さんまなどの青魚・ニンニク・抹茶・ごま・酒粕などに含まれています。
ドーパミンの原料となる栄養素は、「アミノ酸のチロシン」です。チロシンはチーズ、納豆、かつお節などに含まれています。
・ウオーキングなどのリズム運動をする
リズミカルな運動はセロトニン神経を強化します。歌いながらやエイッエイッって声を出すなどリズムを意識して家事をすると良いです。
・よくかむ、そしゃくして食べる。ガムをかむのも効果的です。
・日光浴をする
太陽の光が目の網膜から入ることでセロトニン神経が覚せいします。朝起きたら太陽の光に浴びるように心がけましょう。日光浴は30分以内が目安。日焼け止めを忘れずに。
そういえば、早起きした朝にお日さまの光の中ベランダで洗濯物を干しているとスイッチが入りパキパキと動けることがありました。
・腸内環境を整える
セロトニンの95%は脳ではなく腸で作られています。腸内環境を整えるとセロトニン・睡眠ホルモンのメラトニンがたっぷり作られます。
・グルーミングをする
オキシトシンは心地よくふれ合うことで分泌されます。手をつなぐ・ハグする、ペットをなでる、お友達とおしゃべりすると効果的です。お友達と電話で話すのもおすすめです。
相手を思いやる・親切な行動をする・人をほめることでも増えるそうです。
・小さな目標を作り達成する
ドーパミンは、やろうとしたことが達成した後に分泌されます。達成した後の「ごほうび」で分泌量が増えると言われています。
おわりに
年を重ねてもハツラツとして若々しくキラキラしてる方っていますものね。わたしも少しでも近づきたいので幸せホルモン生活を心がけて続けたいと思います。
愛猫がお空に行ってしまいなでられないけどふわふわの毛並みを思い出して感じたり話しかけたりしています。淋しいけどしあわせに包まれるのでオキシトシンが出てるのですね。
幸せホルモンは美容や健康にも良いです。代謝や血行が良くなります。肌のツヤやハリもアップ。エイジングケアにもいいのでぜひ。