7月8日は質屋の日。7(しち)8(や)の語呂合わせで制定されました。

最近は質屋ではなくて、リサイクルショップが増えましたね。

質屋とリサイクルショップの違いは?

リサイクルショップは買い取りです。物を査定をしてもらい現金がもらえます。買い取りされた品物は手元に戻ることはありません。

質屋は質預かり買い取りがあります。

質預かりは、物を担保にしてお金を貸して もらいます。一定期間に返済出来なければ 品物は帰ってこないです。期間は3ヶ月です。3ヶ月以内なら引換えたお金と利息を支払えば、品物が自分の手元に戻ってきます。

質屋の質預かりとリサイクルショップの査定額の違いは?

質屋は、保管期間の3ヶ月分の変動を考えての金額がでます。

リサイクルショップは、買い取り時のベストな金額がでます。

質屋の買い取り、リサイクルショップの方が、質預かりよりも高い金額になる可能性が高いです。大切で戻してほしい品物は、質預かりなら戻る可能性があります。

質屋さんのイメージ

さだまさしさんの自伝的小説をドラマ化したNHKの「ちゃんぽん食べたか」。主人公まさしが生活苦で大切なバイオリンを質屋さんに預けてお金を借りるシーンを思い出します。さだまさしさんの役を菅田将暉さんが演じました。さだまさしがカッコイイよう(笑)

質屋のおじさんがつけた値段がたったの3000円。
何十万もするものなのに。質屋のおじさんの「あなたにとって大切な楽器なんでしょう?高く売ったら買い戻せませんよ。あなたが買い戻すまで大事にとっておきますからね」あたたかい人情味にほっこりしました。それまでは、商売柄もっとクールなイメージでした。

その後、音楽の才能に限界を感じた友人が、自分のベースを売って、まさしのバイオリンを買い戻してくれました。「これはお前に必要なものだからと。」友だち思いに感動。涙でした。友人の役は間宮祥太朗さんが演じました。こちらもイケメン。

 

 

昔の昭和のドラマで食べるものがなくてお母さんが質屋で着物を売って現金に変える場面もよく目にしました。家賃を払えなくて質屋に行く学生も多かったです。質屋というとマイナーなイメージが強かったですが、質屋さんがあって助かった方も…カードローンとかもなかったですものね。

質屋は、貴金属・時計・ブランド品などの高級品の買い取りを一般の方にも広めました。バブル時代にブランド品がブームになりました。ここに注目した質屋がブランド品の買取サービスや、店舗や質流れ品バザーで中古品の販売を始めました。わたしも当時勤めていたデパートの質流れバーゲンの催事で赤いさんごの指輪を買いました。

バブルが始まるちょっと前に友人と新しいバッグを買うお金がほしくて、持っていた貴金属のネックレスやブランドのバッグを質屋さんに売りに行ったことがあります。上品で堅そうなおじさんに「お嬢さんたち、これはお友だちにでもお譲りなさい。」と断られました。地方の老舗の質屋さんでした。とにかく敷居が高くて友人と入りづらかったのを覚えています。おじさんは先見の目がなかったね。それからすぐに東京などの大都市で質屋さんの買い取りがブームになりました。平成の今、あの地方の老舗の質屋さんもブランド品などの買い取りをしています(笑)二代目さんかな。

今は便利な世の中。質屋 通販もあるんですね。質屋 大黒屋 通販、質屋かんてい局 通販が有名なようです。これ、買い取りしてもらいに行くのが恥ずかしい、面倒だな~という方にいいですね。ブランド品などがほしい方もスマホから簡単に買えるから便利ですね。

ドラえもんの漫画で自動質屋機というのがありました。いらない洋服とか入れてお金に変えたいって思っていました(笑)