チョッキって言葉、今はあまり聞かなくなりましたね。ベストと呼ぶのが多いです。毛糸のチョッキが懐かしい。年がバレてしまいますね。どっぷりチョッキ世代です(笑)
秋から冬へ肌寒くなる季節に亡くなった父が「チョッキ」って言って着ていました。父はオシャレで休日にお出かけする時は帽子をかぶっていました。背は低かったけどハンサムだったんですよ。
チョッキは今のベストのこと。若い方は知らないかも。
昭和生まれのわたしはチョッキという名前を聞くと懐かしくて温かい響きがあってほっこりとします。
平成の時代が終わりに近づいてきました。昭和が遠ざかっていく感じがしてちょっと淋しいです。
チョッキ(ベスト)・えもんかけ(ハンガー)・ちり紙(ティッシュ)・ズック(運動ぐつ)・背広(スーツ)・パーマ屋(美容室)・さじ(スプーン)・うで輪(ブレスレット)などの昭和言葉は今では死語になっているそうです。
※死語は一時期はすごく流行したけど、今ではめったに使う人のいない言葉。
えもんかけやうで輪は使わないけどズック、背広。パーマ屋、おさじ、ちり紙は何気に使っちゃってます(笑)
チョッキとは?
丈がみじかく袖のない胴着。上着と下着の間に着ます。
秋から冬によく着られて背広のチョッキ,毛糸のチョッキなどと用いられています。
ウールのチョッキや毛糸のチョッキは暖かいですものね。
チョッキの名前の由来は、日本語の直着が変化した・ちょっと着るが省略した・フランス語のjaque、ポルトガル語のjaquetaが変化した・ジャケットがなまったなどの諸説があります。
チョッキとベストの違いは?
チョッキとベストは同じものです。ベストの名前の由来は英語のvest。チョッキと同じ用いられ方をしています。
フランスではチョッキ・ベストはジレと呼ばれています。日本でも最近ファッション雑誌などではジレと紹介されています。ジレっておしゃれな感じがしますね。
小学生のころおばさんが、てんとう虫の柄をいれたチョッキを編んでくれました。かわいくてお気に入り。とてもうれしく着ていました。
絵本の不思議な国のアリスで、うさぎがチョッキのポケットから懐中時計(かいちゅうどけい)をとりだす場面を思い出します。
OLになって職場にはチョッキおじさんがいっぱいいました(笑)わたしも制服でチョッキを着ていました。ベストと呼んでいました。
チョッキってそでがないから、家事で洗いものをする時とか便利です。冬はユニクロのフリースのパーカーのそでなしを着ています。
毛糸の手編みのチョッキがほしくなっちゃいました。おしゃれで大人かわいいのないかなぁ。チョッキコーデしてみたいです。今風はニットのベストコーデですね(笑)