髪をブラッシングした後の背中に落ちた髪の毛が気になります。手ではらっても髪の毛が洋服についていたりします。そういえば…昔、母が髪をとかす時に化粧ケープかけを使っていたのを思いだしました。

昭和の女性たちが、髪をとかす時やお化粧をする時に洋服が汚れないようにごく普通に使っていたお化粧ケープ。何ともなつかしい。いつのまにか見かけなくなった光景です。

化粧ケープ。ミーコ世代のアラフイフ、アラ還の方は知ってるかな。お若い方は知らないかな。

化粧ケープが売ってない。長年使っている化粧ケープが、よれよれボロボロになり買い替えたいけど売っていない。困ってさがしている方が意外とたくさんいました。

 

 

 

 

 

 

昭和の化粧ケープ。お店では見かけないけど通販でありました。

綿の花柄の可愛らしい化粧ケープ、はっすい加工されてるエレガントなレースの化粧ケープ、無地のシンプルな化粧ケープが販売されていました。

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化粧ケープの値段は、1000円~2000円くらいです。口コミを見ると娘さんが「お母さんにプレゼントしてとても喜んでもらえた」と書いてありました。いいなぁ。

昭和レトロなつかしの化粧ケープは、ヤフオクやメルカリにも出品されてました。ハンドメイドのミンネでも手作りのステキな化粧ケープが販売されてました。横浜元町の近沢レースのお化粧ケープも上品でキレイです。

どの化粧ケープにしようかなぁ。やはりエレガントな化粧ケープは価格も高め。ちょっと可愛くてシンプルな1000円代のお化粧ケープにしようと思います。

お化粧する時にパウダーファンデーションの粉が飛び散って洋服が汚れてしまう心配がなくなる。ブラッシングの時、傷んでいる髪の短い切れ毛がニットにチクチクつく、背中に落ちた抜け毛がとれない。ちょっとした事ですが日常がストレスフリーになるのは助かります。

お化粧ケープをしてブラッシング。優雅な気分になれそうです。子どもの頃に母が大好きだった昔の映画「若草物語」でもメグ、ジョー、エイミー、ベスの四姉妹がきれいなレースのお化粧ケープをして髪をとかしてるシーンがあったなぁ。若草物語が観たくなりました。

化粧ケープを使っていた母親世代は、人に見られない部分でもきちんとしていたなぁって思いました。明治や昭和の時代には、恥じらいとか奥ゆかしさの女性のステキな文化があったように感じます。人が見ていない部分でのしとやかさを忘れていました。気おつけようと反省。

時間の流れもゆっくりだったので、ていねいな暮らしができたのかなとも思います。

消えいくつつある昭和レトロのなつかしのお化粧ケープ。ていねいな暮らしと優雅な時間に思いをはせながらも世の中のスピードが早くなって流れについていくのにアタフタしています(笑)平成から礼和。昔に比べてとても便利な世の中になったけど次々と情報が入ってきますものね。